Ledger Nano S Plusを開封したらすべき事をこちらの記事で解説してまいります。
Ledger Nano Sの後継機となりますが、先代と比べると比べ物にならないくらいスペックアップしています。
特に、内部メモリ容量が大容量となり、トークンを管理するapp(アプリ)を複数インストールできますので、多種トークンを保管することが可能となりました。
それでは設定をしていきましょう。
前提となる私の環境:
Nano S Plus Firmware v1.0.2
PINを設定する
PINとはPersonal Identification Number(パーソナル アイデンティフィケーション ナンバー)の略で、Nano S Plus本体のロック解除コードを指します。Nano S Plus本体操作の都度、(ロックされた)Nano S Plusのロックを解除する為に入力するコードとなります。Nano S PlusのPINは数字4桁から8桁で設定するものになります。桁数は4桁より8桁のほうが望ましいです。予め数字を決めておきましょう。
このPINは今回設定するNano S Plus本体固有のロック解除コードになります。
それでは、付属のUSBケーブルでNano S Plusとパソコンを接続して通電させましょう。
以下、Nano S Plus本体のディスプレイ画像写真を順番に並べて説明していきます。
ここから実際にPINを本体側面にある左右ボタンを使って設定していきます。
右ボタンで数字が1つ繰り上がります。左ボタンはその逆です。
希望の数字にして左右ボタン同時押しで決定させます。
桁数が多いほどセキュリティ強度は増すので、8桁設定がお勧めです。
決定すると、
Confirm PIN というメッセージが表示されますので、もう一度今決定したPINを入力しましょう。
Nano S PlusのRecovery phraseを書き留める
Ledger社はMnemonic(ニーモニック)をRecovery phrase(リカバリーフレーズ)と表現しています。
Nano S Plusのディスプレイに表示される Recovry phrase(リカバリーフレーズ)をすべて順番通りに書き留めましょう。
あとからNano S Plusの設定から Recovery phrase(リカバリーフレーズ) を呼び出して確認することができません! 必ず、表示される24個の単語を【今】紙に書き留めましょう。
もう一度言います。あとでNano S Plus や Ledger Live上で Recovery Phraseを表示させることは不可能ですから、このタイミングで紙に書き留めましょう!
以後、Word #1から #24まで表示されていきますので、一字一句間違えずに順番に書き留めます。
👆左ボタンを押して行くと、今表示された24個の単語を確認することができるので、書き留めた単語の綴(つづり)を確認しましょう。
続きまして
Nano S Plusのディスプレイに Confirm word #1 として 4つの単語が選択肢として選べるようになります。
選択肢は、右ボタン/左ボタンでスクロールさせて正解を表示させます。
Confirm word #1
「xxxxxx」
#1として生成された正解単語を表示させて左右ボタン同時押しで確認します。
これを#24まで繰り返しますと、以下のディスプレイ表示となりRecovery phraseの生成と書き留めイベントが完了となります。
ここまでくれば、Nano S Plusの初期設定が終了したことになります。
続けて、Firmwareのバージョンの確認と取り扱うトークンアプリ(今回はCosmos app)をインストールしていきますので👇の記事をご覧ください。
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