VEGAをステーキングしよう!

VegaProtocol(VEGA)

Vega Restricted Mainnetがローンチされました。

制限付きという名の通り、正式メインネットまで3段階ある最初のネットワークで
トークン保有者向けにステーキング報酬を与える仕組みの実証実験の場でもあるネットワークです、という説明があります。

VEGAとはなんですか? という方は、こちらのTOKEN ECONOMISTさんの記事にて、VEGA Protocolプロジェクトをとてもわかりやすく概要説明されてますのでぜひご覧ください。
(私が気になるProjectの記事が多くてとても参考にさせていただいております。 eg.UMEE/MINA/NYM)
※cosmos-hub upgradeネーム vegaとは別ものですのでご注意くださいませ

👇は加藤さんのProfileより引用しましたTOKEN ECONOMISTの紹介文です。

TOKEN ECONOMIST(www.token-economist.com)は、ブロックチェーン/暗号資産に対して中上級者に向けたメディアです。ブロックチェーン領域でも、特に未来と言われているパブリックブロックチェーンに注力し、先進的なプロダクトやサービスを中心に取り上げています。読者からは論理的で説得力のある記事だと評価を受けています。広告記事の依頼等を受け付けています。

どうして気になったかというと、以前にCosmos(ATOM)のバリデーターと取り扱う他トークンを中心に調べていた際のことです。

トークン調査時の観点の1つに、そのプロジェクトはVCなどからバックアップ(資金提供=投資)されているか?という点があります。
イチから自分で調べるより時間短縮できますよね。

VCは私なんかよりも圧倒的な調査情報量があって投資判断をしていますから、有力VCが名を連ねていれば、「あぁ、投資効果がある、と判断されたのだな。では、自分でも深ぼってみよう」こんな感じで調べていきます。
興味のある分野だったり方向性に共感できたりすれば、ロックオンです。
その過程でVEGAに注目したのでした。

気がつけば、トークンを入手してステーキングに参加して応援したい!と強く感じるトークンになっていました。

だたし、mainnetは当時ローンチされておらず バリデーターChorus one や Figmentなどが「対応予定」と掲載するに留まっていました。
ですが、2021年11月24日に制約付きでmainnet(メインネット)がリリースされ、ステーキングもできることとなりました。

ということで、実際にステーキングするにあたっての記録として記事にしました。
もし、実際にステーキングするには、まず自分でVega Walletを立ち上げる必要があります
その際 UNIXライクなshell(シェル)の操作が必要になりますので予めご了承ください。

そして、私がハマったポイントを明確にし、同じところでつまずく方が少しでも減ったらいいな、という思いで記事にしました!

VEGA公式サイトやブログの質がとても高く、丁寧に説明されていましたから
読みながら設定していけば良いだけでした。

それでは、ステーキングまでの道のりを紹介します。

VAGAトークンを取得する

私は、kucoinで取得しましたが、coingecko によると Gate.ioが24H Volume 40%と、一番取引量が多いようです。

Vega Walletをセットアップする

公式サイトを見ながらVega Walletをローカルで立ち上げます

クラウド系ストレージではないローカルディスクへmkdirして
実行場所を確保します。
環境に合わせたVega Walletのイメージをダウンロードします。

コマンドを5つ実行してVega Wallet立ち上げ完了です。

初期化、鍵生成、ネットワークリストインポート、ネットワークリスト確認、起動の流れです。

とても簡単ですね。バリデーターへノミネートしたあとにCtrl + c さえ押すことができれば、シェル操作知識不要ですよ。

$ ./vegawallet init
$ ./vegawallet key generate –wallet kensuke
$ ./vegawallet network import –from-url https://raw.githubusercontent.com/vegaprotocol/networks/master/mainnet1/mainnet1.toml 
$ ./vegawallet network list
$ ./vegawallet service run –network mainnet1

.bash_profileなどにaliasを定義しておくとラクですね。
alias vegawalletconnect=’PATH_TO/vegawallet service run –network mainnet1′

私はMacBook Proで設定しました。

$ ./vegawallet init
(関連ファイルのpathが出力されます)

➜ Create a wallet
To create a wallet, generate your first key pair using the following command:

  $ ./vegawallet key generate –wallet “YOUR_USERNAME”

The –wallet flag sets the name of your wallet and will be used to login to Vega Console.

For more information, use –help flag.

$ ./vegawallet key generate –wallet kensuke
Enter passphrase:
Confirm passphrase:

✓ Wallet kensuke has been created at: (作ったウォレットのpathが表示される)
✓ Key pair has been generated for wallet kensuke at: (公開鍵と秘密鍵のfile pathが表示される)
✓ Generating a key pair succeeded

Wallet mnemonic:
Public key:

Metadata:
name | kensuke key 1

➜ Important
1. Write down the mnemonic and store it somewhere safe and secure, now, as it will not be displayed ever again!
2. Do not share the mnemonic nor the private key.

➜ Run the service
Now, you can run the service. See the following command:

  $ ./vegawallet service run –help

$ ./vegawallet network import –from-url https://raw.githubusercontent.com/vegaprotocol/networks/master/mainnet1/mainnet1.toml
✓ Importing the network succeeded

Name:
mainnet1
File path:
(ネットワークリストmainnet1.tomlのfile pathが表示されます)

$ ./vegawallet network list
– fairground
– mainnet1

$ ./vegawallet service run –network mainnet1
✓ HTTP service started at: http://127.0.0.1:1789
✓ Starting successful

➜ Available endpoints
# Authentication
– login: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/auth/token
– logout: DELETE http://127.0.0.1:1789/api/v1/auth/token

# Network management
– network: GET http://127.0.0.1:1789/api/v1/network

# Wallet management
– create a wallet: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/wallets
– import a wallet: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/wallets/import

# Key pair management
– generate a key pair: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/keys
– list keys: GET http://127.0.0.1:1789/api/v1/keys
– describe a key pair: GET http://127.0.0.1:1789/api/v1/keys/:keyid
– taint a key pair: PUT http://127.0.0.1:1789/api/v1/keys/:keyid/taint
– annotate a key pair: PUT http://127.0.0.1:1789/api/v1/keys/:keyid/metadata

# Commands
– sign a command: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/command
– sign a command (sync): POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/command/sync
– sign a command (commit): POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/command/commit
– sign data: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/sign
– verify data: POST http://127.0.0.1:1789/api/v1/verify

# Information
– get service status: GET http://127.0.0.1:1789/api/v1/status
– get the version: GET http://127.0.0.1:1789/api/v1/version

➜ Logs

MetaMaskとLedger Nano Xの設定をする

長期保有ですから、秘密鍵は手元のLedger Nano X に保管しているものを使い種々の承認をします。

Ledger Live PC版 or モバイル版 で Nano XにETHアプリをインストールしておきます。
MetaMaskとLedger Nano Xを接続し、Ledger Nano XのアカウントをMetaMaskに追加定義すればOKですね。

VEGAトークンのコントラクトアドレス:
 0xcB84d72e61e383767C4DFEb2d8ff7f4FB89abc6e

ETHウォレットへVEGAを送る

VEGAトークンを、上記で設定したMetaMask のNano Xアカウントアドレスへ送ります。
そして、後述の手順において必要となるガス代ETHも準備しておきます。
ガス代100$程度あれば今回のステーキング一連の作業には充分でした。

いざステーキング

それではVega Walletを立ち上げたマシンのwebブラウザで専用サイトへアクセスしてSTAKINGタブをクリックしましょう。

chromeでアクセスしましょう。Braveはダメでした。localhostへのアクセスがブロックされて、自分で立ち上げたVega Walletにアクセスできないのです。

無意味に私のMacの内部fw設定調べたりしていて時間を大きくロストしたハマりポイントです。
でも、専用サイトのエラーメッセージにブラウザ変えてみて、としっかり表示されていました。(焦るとだめですね。読み飛ばしてました)
専用サイトは以下です。

STEP1.
 専用サイトにMetamaskを接続する
 専用サイトにVega Walletを接続する(ここでハマった)
STEP2. トークンのAssocieted作業をする
 VEGAトークンの関連付け処理に10分ほど時間がかかりました。
STEP3. バリデータにノミネートする

ノミネートとデリゲートは同義として読み進めました。
現在13あるバリデータから選びます。

CosmosのGravityDEX開発を直近でリードしている B-Harvest を応援する意味も込めて選択しました。

これで、次EPOCH(単位: 24時間で毎日22:37)起点の2021年12月10日 22:37からステーキング開始となります。
そして、ガバナンス投票にも参加できるようになりましたので、引続きVEGA Protocolプロジェクトの発展を応援かつ追っていけたらと思います!

実際のステーキング報酬がどのように見えるかは、のちほど追記したいと思います。

ステーキング報酬

自分で立ち上げたVega Walletの 公開鍵に紐付いた私のReward情報は専用サイトの”REWARDS“タブをクリックすることで確認できます。

毎日追記されていくようです。

ざっと計算するとAPR10.9%です。

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